最近、喉の奥にボールが詰まったワンちゃんが来院されました。
別にボール遊びをしていた訳ではなかったのですが、お部屋にあったボールをサッとくわえてしまった時に詰まってしまったとのこと。
なんとかなんとか呼吸できている状態でしたが、ボールが少し動くと呼吸ができなくなるため、チアノーゼを起こしてしまうほど、いやな位置でひっかかってしまっている状態。ボールを何かで引っ掛けようとしても、表面がすべってしまってなかなか引っ張りだすことができません。
今回は幸いにも、ボールの一部にかけていたところがあったので、鉗子をひっかけてひっぱりだすことができ(写真参照)、事なきを得ました。
これとは別に、連休中はボールを飲み込んだ(完全に)というワンちゃんもよく来院します。GWも終盤ですが、ボール遊びの際には、ワンちゃんの口の大きさとボールの大きさには注意してください。