先日はパシフィコ横浜で行われた日本獣医内科学アカデミー(JCVIM)2016において、
動物看護師向けセミナーの講師として2コマ講演を行いました。
多くの方に参加していただけたことを感謝しております。
このような活動を通じて、動物医療の進歩に少しでも役立てればと思っています。
シーサイドアニマルクリニック 診療日記
シーサイドアニマルクリニックの診療日記ブログへようこそ。 ここでは当院で診察したワンちゃん・ネコちゃんの病気についての説明や、お知らせなどをときどきアップしていきますので、よろしくお願いします。
2016年2月25日木曜日
2015年7月26日日曜日
シーサイドアニマルクリニックは鉄砲通りに移転いたしました。
新病院は、7/25より診察を始めています。旧病院との差は、
病院の大きさ 1.5倍
手術室の大きさ 2倍
診察室 2部屋
駐車場 4台
と、地味な改善となっています。が、細かい部分のブラッシュアップにより、診療レベルの向上は今まで以上に期待できる作りとなっています。
移転に伴うスタッフ・診療時間・診療料金の変更はありませんので、ご安心下さい。
*夜間(時間外)はこれまでどおり「可能な範囲で」とさせていただきます。
24時間対応できるほどスタッフの数も揃っておらず、我々だけでは体力的にも無理があります。夜間病院もありますので、どうか皆様のご理解をお願い致します。
*移転したら診療料金を上げるんでしょ? とおっしゃられた方もいました。
診療料金は今までと全く変わりませんので、ご安心下さい。
引き続き、多くのお友達のご紹介をしていただけると助かります。
院長 成田直樹
2015年3月24日火曜日
当院は7周年になりました。
昨日、3月23日は当院の開業記念日でした。
ここ1年は診療もより一層忙しくなり、学会活動、執筆活動(動物看護系)など、充実した日々を送れています。
4月からは新しい獣医師も加わります。
8年目のシーサイドアニマルクリニックにもご期待ください。
ここ1年は診療もより一層忙しくなり、学会活動、執筆活動(動物看護系)など、充実した日々を送れています。
4月からは新しい獣医師も加わります。
8年目のシーサイドアニマルクリニックにもご期待ください。
院長 成田直樹
2015年3月6日金曜日
地域猫に対する安全な麻酔
3月1日は神奈川県獣医師会の学術発表会でした。最近はほぼ毎年、ここで発表させてもらっています。
今年の発表テーマは「地域猫に対する安全な麻酔方法の検討」です。
地域猫で預かる猫ちゃんは触れない子も多く、多くの場合、検査も難しいのが現状です。
従来はそういう猫ちゃんでは、鎮静強めの注射麻酔で眠らせる必要があったのですが、強い分、心臓や呼吸にも影響が出てしまうことが懸念されていました。
今回、当院では、「アルファキサロン」という新しい安全な麻酔薬を用いることで、従来と比べて、より安心して麻酔がかけられるようになりましたよ。
という発表をしてきました。
発表後は会場の先生たちと意見交換が行え、充実した1日となりました。
今年の発表テーマは「地域猫に対する安全な麻酔方法の検討」です。
地域猫で預かる猫ちゃんは触れない子も多く、多くの場合、検査も難しいのが現状です。
従来はそういう猫ちゃんでは、鎮静強めの注射麻酔で眠らせる必要があったのですが、強い分、心臓や呼吸にも影響が出てしまうことが懸念されていました。
今回、当院では、「アルファキサロン」という新しい安全な麻酔薬を用いることで、従来と比べて、より安心して麻酔がかけられるようになりましたよ。
という発表をしてきました。
発表後は会場の先生たちと意見交換が行え、充実した1日となりました。
2015年1月23日金曜日
犬の鼠径ヘルニア
最近はヘルニアが多いですね。
今回はMダックスの鼠径ヘルニアでした。
足の付け根のお腹が腫れているというところで気付かれる方が多いようです。
治療法は、ヘルニア輪(穴のこと)を縫合糸で縫い縮めるか、穴が大きいときには、以前会陰ヘルニアの時に使ったプロピレンメッシュを円筒状にして縫い付ける方法があります。
今回は普通に縫合糸で縫い縮める方法で治療しました。
お腹の一部がボコっと腫れてきている場合は、今回の鼠径ヘルニアの可能性もありますので、かかりつけの動物病院へご相談ください。
今回はMダックスの鼠径ヘルニアでした。
足の付け根のお腹が腫れているというところで気付かれる方が多いようです。
治療法は、ヘルニア輪(穴のこと)を縫合糸で縫い縮めるか、穴が大きいときには、以前会陰ヘルニアの時に使ったプロピレンメッシュを円筒状にして縫い付ける方法があります。
今回は普通に縫合糸で縫い縮める方法で治療しました。
お腹の一部がボコっと腫れてきている場合は、今回の鼠径ヘルニアの可能性もありますので、かかりつけの動物病院へご相談ください。
2015年1月3日土曜日
2015年、今年もよろしくお願い致します。
2015年、シーサイドアニマルクリニックは大きく飛躍する年となるでしょう。おみくじも10数年ぶりの大吉だったし。
たくさんの動物と飼い主のみなさんを笑顔にできるよう、今年も研鑽を重ね、最善を尽くします。
2014年12月3日水曜日
半導体レーザーを用いた歯周ポケットの殺菌・消炎・疼痛緩和
歯石除去は比較的多くのワンちゃん・ねこちゃんで行われることの多い処置の1つです。
通常は超音波スケーラーという医療機器を用いて歯や歯周ポケットにたまった歯石を除去していきます。
当院では、歯石除去を行ったあと、歯周ポケットに半導体レーザーを入れて照射するという方法があります。
これによるメリットとして、
(1)歯周に残っている雑菌を殺すことができる
(2)歯肉の引き締め効果がより高まる
(3)処置後の痛みを緩和する
があります。処置後の経過を確実なものにするためのよいツールだと思います。
歯石除去をお考えの方は、かかりつけの獣医師にご相談下さい。
*当院では無麻酔での歯石除去は行っておりません(理由については、日本小動物歯科研究会HPに詳細が載っていますので参考にしてください)。
*病気などでやむを得ず無麻酔で歯石除去を行う場合は、「必ず」獣医師に処置をお願いして下さい。最近、獣医師免許を持たない一般の方(動物看護士、トリマーなど)がトリミングサロンなどで、無麻酔歯石除去を行い、事故を起こす事例が増えています。この行為は医療行為とみなされ、獣医師以外が行うことは法律で禁止されています。
通常は超音波スケーラーという医療機器を用いて歯や歯周ポケットにたまった歯石を除去していきます。
当院では、歯石除去を行ったあと、歯周ポケットに半導体レーザーを入れて照射するという方法があります。
これによるメリットとして、
(1)歯周に残っている雑菌を殺すことができる
(2)歯肉の引き締め効果がより高まる
(3)処置後の痛みを緩和する
があります。処置後の経過を確実なものにするためのよいツールだと思います。
歯石除去をお考えの方は、かかりつけの獣医師にご相談下さい。
*当院では無麻酔での歯石除去は行っておりません(理由については、日本小動物歯科研究会HPに詳細が載っていますので参考にしてください)。
*病気などでやむを得ず無麻酔で歯石除去を行う場合は、「必ず」獣医師に処置をお願いして下さい。最近、獣医師免許を持たない一般の方(動物看護士、トリマーなど)がトリミングサロンなどで、無麻酔歯石除去を行い、事故を起こす事例が増えています。この行為は医療行為とみなされ、獣医師以外が行うことは法律で禁止されています。
登録:
投稿 (Atom)