犬猫はさまざまな原因で外傷が多いのですが、特に猫ちゃんにおいて広範囲な傷ができた場合、傷が治りにくいという問題点があります。
その治療法の基本は、最近いろいろなところで聞くことの多くなった「湿潤療法」がありますが、正直、これでも完全には治らないこともあります。
*湿潤療法:従来のガーゼと消毒薬での治療を否定し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を3原則として行う治療法のことです。
当院では、そのような傷の治療法として、レーザー治療と湿潤療法の併用を行っています。これは湿潤療法だけの治療に比べて、劇的な効果をあげています。
あと、もう一つ、新しい治療も行っています。こちらは直接ご来院いただいたときにお話します。
創傷治癒に関しては、各動物病院によって特徴があるところかもしれませんので、かかりつけの動物病院の獣医師とよくご相談なさってください。