2015年1月23日金曜日

犬の鼠径ヘルニア

最近はヘルニアが多いですね。

今回はMダックスの鼠径ヘルニアでした。

足の付け根のお腹が腫れているというところで気付かれる方が多いようです。


治療法は、ヘルニア輪(穴のこと)を縫合糸で縫い縮めるか、穴が大きいときには、以前会陰ヘルニアの時に使ったプロピレンメッシュを円筒状にして縫い付ける方法があります。

今回は普通に縫合糸で縫い縮める方法で治療しました。

お腹の一部がボコっと腫れてきている場合は、今回の鼠径ヘルニアの可能性もありますので、かかりつけの動物病院へご相談ください。

2015年1月3日土曜日

2015年、今年もよろしくお願い致します。



2015年、シーサイドアニマルクリニックは大きく飛躍する年となるでしょう。おみくじも10数年ぶりの大吉だったし。


たくさんの動物と飼い主のみなさんを笑顔にできるよう、今年も研鑽を重ね、最善を尽くします。
院長 成田直樹



2014年12月3日水曜日

半導体レーザーを用いた歯周ポケットの殺菌・消炎・疼痛緩和

歯石除去は比較的多くのワンちゃん・ねこちゃんで行われることの多い処置の1つです。

通常は超音波スケーラーという医療機器を用いて歯や歯周ポケットにたまった歯石を除去していきます。

当院では、歯石除去を行ったあと、歯周ポケットに半導体レーザーを入れて照射するという方法があります。

これによるメリットとして、

(1)歯周に残っている雑菌を殺すことができる 
(2)歯肉の引き締め効果がより高まる
(3)処置後の痛みを緩和する

があります。処置後の経過を確実なものにするためのよいツールだと思います。

歯石除去をお考えの方は、かかりつけの獣医師にご相談下さい。




*当院では無麻酔での歯石除去は行っておりません(理由については、日本小動物歯科研究会HPに詳細が載っていますので参考にしてください)。

*病気などでやむを得ず無麻酔で歯石除去を行う場合は、「必ず」獣医師に処置をお願いして下さい。最近、獣医師免許を持たない一般の方(動物看護士、トリマーなど)がトリミングサロンなどで、無麻酔歯石除去を行い、事故を起こす事例が増えています。この行為は医療行為とみなされ、獣医師以外が行うことは法律で禁止されています。


2014年11月19日水曜日

先日の小動物飼育アドバイザーの続き


前回、小学校で小動物飼育アドバイザーという獣医師会のお仕事をしてきた話を書きましたが、先日お礼のお手紙集をいただきました。




やって良かったなぁ、本当に励みになります。

診察室に貼ってあるので、ご来院の際にぜひご覧ください。

2014年11月12日水曜日

今年の小動物飼育アドバイザー

今年も小学校で動物のことについての授業をする「小動物飼育アドバイザー」制度で、小学校を訪問しました。

今回は小3、130名弱という大人数でしたが、よく話を聞いてくれたな−と感心しました。

内容も「いのち」、それも災害のこともふくめて欲しいとのことだったので、スライド作成には気を使いましたが、みんなの記憶に残るものになってくれればと思います。




2014年10月14日火曜日

陰部から塊が出てきたら・・・(膣平滑筋腫)

11歳 メスの黒ラブさんです。

突然陰部からピンク色の塊がぶら下がるように出てきて、排尿しづらそうとのことでした。

こんなパターンの時は1)膣過形成 2)膣平滑筋腫のどちらかが多いのですが、どちらも治療法は外科治療(まだであれば避妊手術を一緒に)がメインとなります。

問題はこの黒ラブさん、避妊手術をしているかわからない(高齢になってから引き取った)ことでしたが、こんな場合は、エコー検査が大変有用です。それなりのエコーの機械であれば、卵巣は見えます。今回もエコー検査で左右卵巣を確認できました。

というわけで若干高齢ではありましたが、避妊手術+膣腫瘤切除を実施しました。
術後、病理組織学的検査結果は「膣平滑筋腫」でした。再発もなく、経過も良好です。

陰部から塊が出てきたら、早めにお近くの動物病院でご相談下さい。



2014年8月23日土曜日

フィジカルアセスメントセミナー講師のご報告

このところ、恒例行事のようになっているフィジカルアセスメントのセミナーを今年も行いました。今回は普段よりも参加人数の多い、約140名! 場所は渋谷です。


さすがに緊張しましたが、せっかく参加してくれた動物看護師の役に立つべく、55分でスライド120枚という、非常識なプレゼンテーションをしてきました。
伝えたいことがありすぎて、時間が足りません。早いと思った方、申し訳ありません。







講義のあと、一緒にセミナー講師を務めていたR大のS先生、夜合流したN大のT先生と一緒に麻酔の話などをしながら、楽しく食事を取ることが出来ました。

獣医師同士だけでなく、いろいろな分野の方と話すことは本当に参考になります。
この中から得た知識は、早速病院の現場で実践していきます。