2013年2月11日月曜日

腸切開(異物)

今回は七里ガ浜ペットクリニックに夜手術に行ってきました。

若いドーベルマンでしたが、お腹を開けるとこのような(⬇)はっきりと詰まっている場所が発見できました。


このように詰まっている場合、腸が壊死している場合は両端を切断して腸を縫合糸で縫い合わせる「腸管吻合」を行いますが、今回はそこまでの重症ではなかったので、切開してそこを縫合する「腸切開」のみで治療ができました。


2013年1月28日月曜日

難産(帝王切開)

今回はジャックラッセルの難産です。

陣痛が始まって長時間経っているにもかかわらず、出産しないとのことでの来院でした。

早急に帝王切開にて取り出すことに。

お腹を開けてみると、仔犬のからだが左右の両方の子宮にはまり込んでしまっていました。そりゃあ、出ないわけですね。


この仔犬は手術直前のエコー検査では脈拍も止まっていましたが、懸命の看護により無事生還いたしました。めでたしめでたし。



2013年1月4日金曜日

今年もよろしくお願いします。

本日より、通常診療再開となります。

当院では今年で5年目を迎えます。多くの方のご意見・希望をもとに、よりよい動物病院を目指して、今年も邁進して参ります。

シーサイドアニマルクリニック 院長 成田直樹

2012年12月14日金曜日

胃内異物(胃切開術)多いです

当院は大型犬が比較的多いこともあって、胃内異物(何かを食べてしまう)も多いようです。今回のワンちゃんはラブラドール・リトリーバーで、嘔吐と元気がなくなってきたとのことで来院。エコー検査で、すぐに胃内の異物を発見しました。

*最近はエコーの機械の性能が上がってきているので、異物をエコー検査のみで発見できることも少なくありません。昔は造影X線検査で何時間もかかるものもありましたが。。

早速吐かせる処置を行いましたが、出すことができなかったので、手術に踏み切ることになりました。

胃切開が終わって胃を縫合したところ。
*撥水性のディスポドレープとステリドレープは当然使います

取り出したボール

胃切開の場合は数日入院で絶食絶水ののち、少しづつお食事とお水を開始していきます。このラブラドールさんの場合は、回復も早かったので、3日目には退院となりました。術後の経過も、もちろん良好です。

2012年11月27日火曜日

看護職協会 セミナー講師無事終了しました

11/3(祝)と11/25(日)は日本動物看護職協会主催 動物看護師セミナーの講師をやってきました。11/25(日)は名古屋へ出張でしたが、大学在学時代の学会発表以来、ほぼ10年ぶりの名古屋でした。
1)会場近くの「メーテレ」と紅葉

2)11/25 会場 東別院会館



さて、今回は、動物看護師さんの教育セミナーということで、
「フィジカルアセスメント =からだの見方、評価の仕方=」というテーマで、
スライド数214枚を2時間で話してきました。
ご参加いただいた動物看護師のみなさん、まじめに聞いてくださり、ありがとうございました!






2012年10月1日月曜日

日本獣医臨床フォーラムに参加してきました

9/29, 30はお休みをいただき、日本獣医臨床フォーラムという大きな学会に参加してきました。



毎度のことながら、勉強熱心な他の獣医さんや動物看護師さんたちを見ていると、自分ももっと勉強しなくては!と思います。

今回は化学療法のことや皮膚科、麻酔科を中心にお勉強してきました。新しい発見がたくさんあったので、どんどん患者さんに還元していきます!

昨日はすごい雨、風でしたね。学会が赤坂見附だったので帰れないかと思いましたが、なんとか電車が止まる前に茅ヶ崎に帰ってくることができました。

2012年9月1日土曜日

創傷治癒の新しい治療法

犬猫はさまざまな原因で外傷が多いのですが、特に猫ちゃんにおいて広範囲な傷ができた場合、傷が治りにくいという問題点があります。

その治療法の基本は、最近いろいろなところで聞くことの多くなった「湿潤療法」がありますが、正直、これでも完全には治らないこともあります。

*湿潤療法:従来のガーゼと消毒薬での治療を否定し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を3原則として行う治療法のことです。

当院では、そのような傷の治療法として、レーザー治療と湿潤療法の併用を行っています。これは湿潤療法だけの治療に比べて、劇的な効果をあげています。

あと、もう一つ、新しい治療も行っています。こちらは直接ご来院いただいたときにお話します。

 中身は秘密

創傷治癒に関しては、各動物病院によって特徴があるところかもしれませんので、かかりつけの動物病院の獣医師とよくご相談なさってください。